福島原発避難区域に野菜工場、放射能の影響や安全性

トレンディ文頭レスポン

東京電力福島第1原発のある福島県大熊町で野菜や花などを育てる大型の屋内生産工場が作られることになりました。この工場が作られるのは居住制限区域にあります。一応除染は終わっているとのことです。

原発事故の避難指示区域に野菜工場が建設されるのは初めてで、そもそも作られるのか、という驚きのほうが大きいはずです。

野菜工場は外部から密閉された空間で作られ、換気フィルターは放射性物質の影響を受けないように作られているそうで、水耕栽培されるそうです。福島再生加速化交付金を利用して12億円で作られるそうです。

作られた野菜などは一部のスーパーで販売を考えていて、さらに東電の作業員が食べるものとしても利用されるとか。一般流通については今のところ情報がないようですね。

恐らく屋内栽培ということでかなり注意して作られた上に出荷前には放射能レベルの検査等もするでしょうから大丈夫だと思いますが、どれだけ売れるのかという部分では疑問点が多いでしょうね。わざわざ避難すべきという土地で野菜を作ることも疑問ですし、それを買ってまで食べるという人がどれだけいるか、という点です。安全性については恐らく大丈夫なレベルで出荷されるのですが、やはり放射性物質と避難しないといけない危険地域で作られた、というイメージがついてまわりそうです。

わざわざ危険な場所で危険なものを作って出荷する意味はありませんから、施設も栽培方法も検査方法も安心して信頼できるはずです。しかし実際に自分が食べるとなると少し躊躇してしまう人が多いのではないかなと思います。かと言って復興のために何とかしてあげたい、と思っている人がほとんどだと思います。
食品の安全性については目で見えなかったり臭いではわからないこともありかなりデリケートな問題です。

多くの人に食べてもらって『地域再生の目玉事業にする』ということなので、東電の作業員や周辺住民だけが食べる、というのでは全く意味が無いわけです。

この福島の避難区域の野菜工場がどうなるのか注目していきたいですね。

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