日本3社のみ、磁気テープが世界でどんどん広がっている

トレンディ文頭レスポン

一般家庭では、昔テープレコーダーなどで音声を記録したカセットテープや、VHSなどのビデオテープなど、テープに記録するものが一般的でしたが、最近はハードディスクやメモリースティック、CD、DVD、BDなどに完全に置き換わってしまいました。

しかし大容量データを扱う世界のデータセンターでは今、磁気テープが見直されていて、これを製造提供するのは日本の3社のみというから驚きです。

ではなぜ今さら磁気テープが利用されるようになったのか。

それはまずコストが安いということ、さらに大容量であること、省電力であることが挙げられます。
安いのはわかりますよね。大容量というのがどれくらいかというと、1.3センチメートル幅の1000mくらいの磁気テープでBD100枚分のデータが記録できます。

ソニーのものでは磁気テープ一巻きに185テラバイト、BD3700枚入るというか目を疑います。技術進歩はさらに進んでいて、磁気テープは日本が誇る世界のIT技術の一つとなっていると言えます。

デメリットとしては、データを探しだすのに時間がかかる点です。これをカバーするのは、やはりバックアップとしての使用用途が強いからでしょう。震災後、自治体などでデータ消失があったときの復旧が遅れるなどの問題があったらしいのですが、磁気テープであれば持ち出しも楽でデータのコピーもかなり早い、さらには停電などでデータが飛んでしまうこともないというバックアップ用としての価値が見直されているようです。

別の自治体ではデータを別地域に配送するのに磁気テープを利用しているそうで、ネット経由で専用回線で送るよりも費用が1/10程度で済むそうです。

富士フィルムは3年連続で世界首位。2015年3月期の売上高は482億円というから驚きです。日本だけでなく世界のデータ保存を安全に安価に行うために日本企業の技術が世界で利用されているのです。

300*250
 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
楽天