豊島区 新庁舎は分譲マンション一体型タワー

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豊島区の庁舎は老朽化が進んでいて、震災以降危険だと言われていましたが、建て替えするための費用が莫大で、借金をするしかない状況だったそうです。黒字経営であれば余裕で建て替えを進める計画が進んだと思いますが、実際にはそんな状況ではなく、危険な場所で仕事をして市民もそこに行くという日常が続いていました。

震災後は資材高騰や人件費高騰等色々あってさらに豊島区庁舎の建て替えは無理だと言われていましたが、蓋を開けてみたら49階建てタワーマンションを構え、しかもデザインも素晴らしい巨大な新庁舎が建っています。しかも東京メトロ有楽町線「東池袋駅」と直結する地下通路が出来上がっているというからスゴイですね。

ただの建て替えではなく、街自体をがらりと変えるような便利な場所になってしまったのです。

なぜここまで大掛かりな新庁舎を建て替えることができたのかというと、まずは立地がとても良かったこと、さらに分譲マンションを11階から49階まで入れてその金額で立替費用が賄えたこと、国からの補助金がでるようにしたこと、旧庁舎跡地の長期定期借地代などで建設費約434億円をカバーし、一般会計から出した費用はゼロだそうです。これは以前テレビでも話題になっていました。

ちなみに分譲マンションは高層タワーに約430世帯が入居するということです。立地も抜群で池袋の高層タワーという感じだと相当価格も良い感じだったと思います。デザインも建築家の隈研吾氏がデザインしただけあり素晴らしいですしね。

こんな大型の新庁舎を建てる意味とは

もともと庁舎にしろ区の施設にしろ、豪華に建て替えると当然税金が多くかかるため、住民からかなり反対の声が出る上に、窓口対応している職員にも心ない声が届くようです。要するにお前ら贅沢なことしてんな、ということですね。もともと利益を得ている会社とは違うのでなかなか良い建物に建て替えるということは難しいのだそうです。過去の事例でも建物だけ立てて何も活用されない施設とは全く別物なのですが、それを理解できない人もいるし、当然税金の無駄遣いがありすぎて、そういう感情が溢れてしまう人もいるからです。

今回の豊島区の新庁舎の場合はかなり豪華です。これはなぜできたかというと資金面で豊島区が一般会計から出したお金がゼロということで実現しています。また人口が増えずに意外と苦しい、という側面もあるため、魅力的な住環境を提供するという面でも一役買っています。今後さらに街を魅力的にして区民を増やしていくという課題があるため今後もこのような取り組みがあるかもしれません。

古い庁舎ではなくキレイで利用しやすい庁舎も同時に作れたことで住民の利便性だって向上しています。駅からも直結していますし、便利な面が見えてくると歓迎されるんですねぇ。住民感情は難しいです。

このように今後ある程度の資産価値があり、魅力的なエリアに関してはこのような事例が出てくるかもしれません。

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