星奈津美選手、バセドー病乗り越え金メダル

トレンディ文頭レスポン

2012年、ロンドンオリンピックで銅メダルを獲得した星奈津美選手が世界選手権で200mバタフライで優勝し金メダルを手にしました。2012年から病気が原因でほかの代表選手以上に辛かった星奈津美選手ですが、今回バセドー病を乗り越えての優勝。しかも日本の女子水泳では初の200mバタフライの優勝です。

2014年にバセドー病の手術をしという星奈津美選手。実際バセドー病の手術の後は日本代表に戻ってくることは難しいと思っていたそうですが、そんなことを想像させないくらいの実力をつけて世界水泳に挑み金メダルを取ってしまうのはスゴイですね。

練習しているうちにどんどん実力が伸びていく実感があったというから驚きです。

バセドー病とは

ニュースではバセドー病と書かれていますが、本来はバセドウ病と書きます。

バセドウ病は圧倒的に女性に多い病気で甲状腺ホルモンの異常によって色々な症状が現れます。珍しいですが男性だとサッカー日本代表の本田選手が有名なバセドウ病患者です。バセドウ病の特徴として顔つきが変わって目が出てくることがありますが、本田選手は典型的なバセドウ病の症状が見て取れます。

バセドウ病になると甲状腺ホルモンが大量に作られます。これによって自分の体を免疫が攻撃してしまいます。

バセドウ病の症状

バセドウ病になると甲状腺が大きく腫れて首が腫れるのがわかります。しこり程度ではなく全体的に腫れるのが特徴です。また眼球の奥が腫れることで眼球が突出してくることがあります。実際は眼球が出てくることは2割程度で、まぶたなども同時に腫れてしまうことで目が出てきたようにみえることが多いようです。ただしやはり見た目には目つきが変わって見えるので、すぐに何か異常があるのがわかります。

バセドウ病による甲状腺異常

バセドウ病の症状としては甲状腺の異常があり、これによって体はいつも代謝しているような状態をキープするため、無駄なエネルギーを使い続けている状態をイメージしてもらうとわかるとおり、常に疲れてしまったりゴロゴロしていたほうが楽、という症状が出てきます。

ですから前回のオリンピックで星選手が銅メダルをとったというのはすごいことなんですね。バセドウ病で運動をするというのはかなり厳しいと考えたほうが良いでしょう。急激にバセドウ病の症状が出てくると食べていても急激に数キロ体重が減るということも珍しくありません。

心臓にも負担がかかるため、スポーツ選手でバセドウ病の場合は普通の人よりもハンデがある、もしくは普通運動なんてできない、と言ったほうがわかりやすいかもしれません。

バセドウ病の手術

バセドウ病の手術は甲状腺の摘出です。過剰分泌されてしまっているのでこれを取り除きます。しかし全て取り除くかどうかはその状態や医師との相談になります。部分的に残すかほとんど残さないか、全摘出が選ばれます。

手術後は甲状腺ホルモンが低下するかなくなってしまうため、ずっと甲状腺ホルモンを服用し続ける必要があります。星選手はこのような辛い状態にありながらも見事復帰したというのは素晴らしいと思います。

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